お客様とお話をして、最近になって良く聞くフレーズがあります。
「色もち(カラー)が悪くすぐに明るくなってしまう」
昔からたまに言われる悩みなのかもしれませんが、最近良く言われ、特に髪の毛が細い方が多いような気がします。
そのお客様からすればいつもの事、色もちを良くもしたいけど暗くもしたくない、毛質だから仕方がない。
などと半ば諦めに近い事を言われます。
心当たりあるお客様も多いのではないでしょうか?ただこれって本当に毛質のせいなのでしょうか。
答えはノーの場合が多いです。
実際にこういったお客様が来店され、カラーをし、暗くなりすぎない状態に仕上り、次に来ていただいたときに褪色が少なくお客様もその実感あるということを経験としてある僕からすると、色もちを毛質のせいにしてしまうことはありません。
あるとすればそれは僕のカラーレシピがお客様の毛質にハマらなかった事が原因であり、色味やトーン、放置時間などの組み合わせが悪かった場合がほとんどです。
カラー理論を詳しく話すと少しマニアックになるのでここではザックリにしますが、髪の毛が細いということを光の透過率が高く、目で見える明るさがより明るく見えやすい状態になるので、透過率を擬似的に抑える、すなわち太陽光を吸収してくれる地毛のメラニン色素に近い色味を補充し、髪の毛の透過率を下げてあげれば髪が暗く見える。そしてそのレシピをしっかりと考え、配合比率を調整してあげると暗くなりすぎずかつ、色もちの良いカラーリングが叶うという訳です。
使う薬剤だってどこのお店もほぼほぼ一緒なので、仕上がりの差異は僕ら美容師側のカラーレシピに依る部分が多いのです。
ちなみにカラーといえば、〇〇レベルとか〇〇トーンとかを聞いたこともある方がいらっしゃると思います。会社の規定では8レベルまでとか、6トーンまでとか。どちらも明るさの度合いを示すものですが一緒だと考えていいものですが、数字が大きくなると明るくなり小さくなると暗くなるというものです。
この薬が1から15くらいまであり僕ら美容師が調合するのですが、ここがポイント、
お客様から8レベルにしてほしいと言われて8レベルの薬剤を使うのが一般的ですが、単品で8レベルの薬剤を使うよりも、10レベルと6レベルを半々で割った薬剤を使ったほうが色持ちや色味が出やすい(個人差がありますが)ということを知っているお客様がどれだけいるでしょうか??
この辺りの話は薬剤理論になるので長くなるのでやめますが、お客様がこの辺りの理論的なやつをしっかりと理解していると美容師はやりにくいなぁと思うかもしれませんが、
お店によって、スタイリストによって、薬剤によって仕上がりがまちまちになることよりも、
しっかりとお客様自身がご自分の髪の毛をどこでやってもらってもキレイに希望通りの仕上がりになることのほうが重要な気がします。
初めてのお店や担当スタイリストに「薬剤のレシピはどうなっているか?」とはいきなりは聞けないかもしれませんが、機会があれが聞いてみたら新しい発見があるかもしれません。
ちなみに僕は聞かれたら全てお答えしています。たまにしか聞かれませんが。
少し複雑なので紙に書いたレシピをお渡しして次回染めた時の参考に美容師に渡して相談してみるのもひとつアイディアかもしれませんね。
長文になりましたが、一人でも多くのお客様がカラーリングに対しての悩みを解消することができるよう毎日研究を重ねていますので、
髪の毛が細く、
- 色持ちが悪い
- すぐ黄色く(赤く)なってしまう
- 暗くしたいけど暗くしすぎたくない
というお悩みの方はぜひ僕にご相談ください☆

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