内藤です。
最近特に流行っている髪質改善トリートメントですが、髪質改善トリートメントストレートとメニュー化している美容室もあります。
トリートメント?ストレート?縮毛矯正じゃないの?
なんだかメニューを見るだけでは良くわからないという方も多いのではないでしょうか。
髪質改善トリートメントで得られる効果の一つとしてボリュームダウンがあります。
ボリュームダウンと言っても、髪質やダメージ状態によって効果を感じる場合やそうでない場合もありますのでここではどんな方に向いているのか、またどのような効果が得られるのかをお話ししていきます。
髪質改善トリートメントでボリュームダウン?
トリートメントでボリュームがおさまったという経験をどれだけの方がいるでしょうか。実際にボリュームが収まる場合はシリコン系のコーティング剤が多く含まれるトリートメントを使用した際にしっとり感が出てシリコン剤の重みでボリュームが収まることもあるでしょう。
髪質改善トリートメントも従来のトリートメントも一時的ですがボリュームを抑えることができます。
しかし髪の毛の外側での変化と内部での変化では持ちが変わってきます。
髪質改善トリートメントは内部の状態を科学的に変化させることで持ちが良くボリュームを抑えることができるのです。
ここでいう科学変化とは「熱変性」です。
一般的な縮毛矯正も同じ熱変性を利用した薬剤処理ですが、縮毛矯正は髪の毛内部のタンパク質に熱を加え形状を変えてまっすぐにするもので、髪質改善トリートメントはトリートメント成分のグリオキシル酸という成分を髪の毛内部に入れ、ドライヤーで髪の水分を無くしアイロンなどの熱で熱変性を起こし髪の毛内部に新たな結合を作り髪の毛内部の形状を自然な状態に近づけるというものです。
簡単にいうと、縮毛矯正よりも持ちが悪くまっすぐになりすぎずうねりや癖を抑え、一般的なサロントリートメントよりも持ちがよく重たくならずにボリュームを抑えることができるのが髪質改善トリートメントになります。
特に乾燥しやすい冬や湿気が多くなる夏などは効果的かもしれません。
効果を感じやすい人、そうでない人
ではどんな髪質の方がその効果を感じるのでしょうか。
髪質改善トリートメントは性質上、髪の毛のダメージホールと言われる傷みで作られた空洞の部分に入り込んで作用します。なので傷んでいない髪の毛(バージン毛など)には効きにくい印象を受けます。
クセが強い方や髪の毛が太い方も比較的効果が出にくいです。逆に髪の毛が細い方は髪の毛にハリが出てクセが収まりやすい傾向にあります。
まとめると、
効果が出やすい髪質
・髪の毛が細い
・比較的髪の毛が細い
・比較的クセが少ない
効果を感じにくい髪質
・バージン毛
・健康毛
・クセが強い
・髪の毛が太い
・縮毛矯正が掛かっている毛先部分
ご自分の髪質と照らし合わせてみてください。
カットも併せて行う必要がある
トリートメントというものはそもそも髪の毛を傷んでいなかった頃の髪の毛に戻すものではありません。あくまでもこれから先傷みにくい髪の毛にするための補修や予防対策です。
傷んでしまってからトリートメントをしても意味がなく、傷む前にすることがとても重要になってきます。
病気を治す薬ではなく、病気にならないための予防手段としての位置付けと同じです。
髪質改善トリートメントも同じことが言えます。
しかし通常のトリートメントの予防効果に加え髪質改善トリートメントは髪の毛の形状の補強の役割もあるので傷まずに過ごすための予防と扱いを楽にするための手段として有効なのかもしれません。
そこで忘れてはいけないのがカットです。
いくらトリートメントで効果が出てもカットしなくては毛先の枝毛は無くなりませんし毛量も変わりません。
トリートメントの効果を最大限に引き出し綺麗な髪の毛を作っていくためにもカットは必要不可欠だと思います。
おわりに
季節的な問題や髪のダメージやヘアスタイルによって広がったり膨らんだりといった悩みは常にあります。
そんな悩みを傷ませず解消できる「髪質改善トリートメント」
是非お試ししてみてはいかがでしょうか?
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