髪の毛の悩みの代表格といえばくせ毛。このくせ毛をなんとかしようと美容師はこぞってカットの勉強や練習をします。カットだけで治せたらダメージも出ず最高の仕上がりを手に入れる事ができるはずです。
そのくせ毛のカットをとことん掘り下げていきます。
切るではなく『創る』という発想。
最近カラーリングに力を入れていたのでカットについての煮えたぎる想いを書いていませんでした。
お客様が来店されて何をしたい、どうなりたいかという部分を考えた時、真っ先に出てくる悩みは髪型の悩み。
伸びてきてまとまらない、スタイリングが大変、厚みが出てきて乾きにくい、等々カットをしたり厚みの調整をしてあげると改善できる悩み。
次いで根元が伸びてきてリタッチカラーが必要だったり、気分を変えたくてパーマを掛けたかったりと。
そんな美容室=カットなお話。
目次
くせ毛はカットで改善できるのか

僕がカットで一番のこだわるポイントとしているのは、
- くせ毛の広がりやまとまりを改善すること
- えり足の毛流れや浮き、収まりを改善すること
の二点です。
特にくせ毛のカットはお客様からも好評でリピートも多い気がします。
くせ毛と言っても色々な種類があり、お客様の悩みもそれぞれではありますが、毛先がまとまらないという部分と広がるけどトップにボリュームが出ないという部分が悩みの大半を占めていると思います。
厚みも多い事を気にされている方も多く、根元や中間部分が厚くモッサリし毛先がペラペラになってしまっているといった症状のヘアスタイルの方がお客様でよくいらっしゃいます。
その他のブログでも触れていますが、その悩みはカット次第で改善できる可能性があるんです。
ベースのカットはもちろんのことに一番大事になってくるのが厚み調整ですが、ここはお客様が一番美容師から伝えられていない部分だと強く感じます。
先日いらっしゃったお客様がおっしゃっていましたが、行く先々の美容師によって言うことが違い、重たく伸ばした方が良いとか、軽くしてボリューム感をなくすためにすいた方が良いとか色々な事を言われてきて、もはや何が正しいかがわかっていないので、美容師にお任せしているとのことでしたが、都度悩みが改善できているのかと質問したところ答えはNOでした。
だとしたらご自身の髪の毛の悩みを改善しようとしたときに、ただ軽くしてもダメだし、ただ重たく伸ばしてもダメだと言うことをしっかりとご説明させて頂きました。
問題なのは軽い重いの問題ではなく、どのクセが悪さをしてボリュームが出たりうねりが出てまとまらないのかの原因になる部分をなくすかが重要なポイントです。
そこがしっかりと改善されたカットを施すことで初めてクセが収まりボリュームがなくなると僕は考えています。
普通の厚みの調整ではなく、クセの流れを見極めた独自のカット理論で調整されたヘアデザインは扱いやすくまとまりの良い髪に生まれ変われると思います。
では実際にどういうカットを施すことによりくせ毛が収まるのかを考えていきましょう。
くせ毛によるうねりは長さなどのスタイルよりも毛量調整が重要
よくお客様にくせ毛だからショートにできないだとか、長い方がクセが出にくいなんて言われる事があります。
確かに理論上は地球に重力がある以上長く重たいものは下に引っ張られる力が多く働き、クセを抑えてくれる事もあるでしょう。
だがしかし!しっかりとした毛髪理論でカットをしてあげる事によりうねりが減りボリュームを抑える事ができます。
先日短くしたいけどクセが・・・なんてお客様をバッサリと切ってみましたが僕もお客様も大満足の仕上がりでしたがビフォーアフターの写真を撮り忘れたのでお見せする事ができませんが見事にうねりが減って乾かすだけで収まりの良いショートボブに変身していました。
髪の毛の性質の話ですが、長い髪の毛と短い髪の毛があった時短い方が長い方にくっつこうという性質があります。
毛先は基本的に短い髪の毛と長い髪の毛が混在していますがカットによって内側にまとまりやすい毛先になったりはねてまとまらなかったりするのはこの性質のためです。内側にまとまるように毛先の長さのばらつきを整えてあげることよりまとまりを生み出し扱いやすい髪型にできるんです。逆もしかり、毛先がただやみくもにバラついていると毛先がそれぞれ違う方向に暴れ出しまとまらなくなっていくのです。
伸ばしていく途中で長さを変えたくないという方にも毛先の1センチくらいはカットさせていただくのは毛先のまとまりをつくり直すために行うことでまた扱いやすい髪の毛に変身させる意味合いもあります。
毛先の長さのバランス調整ももちろんですが、全体のうねりに対してもこの性質は有効で髪のうねりに対して逆の方向に動きがつくように長さの調整をしてあげる事によってクセをなくすことはできませんが弱くする事ができます。クセが弱まる事によってうねりが収まりボリュームダウンやまとまり感アップに効果抜群です。
ロング、ミディアム、ショートなどの長さやスタイルではなく、クセに対してどう梳いたかがくせ毛の悩みをカットで解消できる唯一の方法だと僕は思っています。
毛量調整についてはこちらも参考にしてみてください。
ショートカットにしたいけどくせ毛で髪の毛の量が多い!しっかりとボリュームダウン出来る4つの方法
くせ毛に悩むミディアムの方は必見!広がるくせ毛はカットで収めるたった一つの方法
ショートカットしたらくせ毛で広がる?くせ毛で広がる悩みはカットと縮毛矯正で解決♪
いつもくせ毛が原因で理想の髪型にチャレンジできないなんてお思いの方はぜひご相談にいらしてください。
くせ毛に似合う髪型は?ショート?ボブ?ミディアム?
実際にお客様の現在の長さでできる髪型できない髪型はあると思いますが、スタイル別に考えていきます、次のカットの参考になればと思います。
ショートのスタイルにしたい
ショートにしたい方は比較的にクセが強くても弱くても理想に近い髪型や扱いやすい髪型になる場合が多いと思います。
ストレートのショートボブというよりはマッシュ系のショートがオススメです。耳周りや襟足をスッキリさせたデザインが特に人気のあるデザインなのでスタイリングでクセを生かせる事が多く、ワックスやムースを使い簡単にセットする事ができますのでショートの際はオススメです♪
ボブのスタイルにしたい
ボブのスタイルはよく「くせ毛 ボブ」と検索されるぐらい安定感のあるスタイルが多くストレートの方がパーマを掛けて作るスタイルが多いのでくせ毛との相性もかなりいいほうだと思います。長さは肩にギリギリつくかつかないかの絶妙な長さであれば毛先がハネたり広がったりも抑えやすい長さなのでイチオシです。
基本的にはワックスやムースをもみ込むというスタイリングなのでセットも楽チンです。クセの強さによってはパーマを掛けてあげた方がもっと扱いが楽になることもありますので気になる方は一度ご相談してみてはいかがでしょうか??
どうしても治らないくせ毛は縮毛矯正という方向性も
それでもクセを無くすことではなく抑えたり弱めたりする程度がカットの限界です、よほどの癖は縮毛矯正をオススメしています。
それを言ってしまったら身も蓋もないと思うことでありますが美容師は魔法使いではないのでクセを無くすカット技法は存在しません。なので最終手段としての薬剤処理という部分も改善の選択肢として入れておいた方がより効率的にくせ毛に向き合えるのではないでしょうか。
縮毛矯正についてはこちらでも触れていますので参考にしてみてください。
ショートカットにしたいくせ毛は必見!縮毛矯正で叶う憧れのショートカット♪
縮毛矯正をかけたら不自然なくらいまっすぐに!?2つの解決改善方法とは?
実際にホームページをご覧になってご新規で来られる方の多くが、くせ毛の悩みを抱えた状態でいらっしゃいますが、やはりご自身の髪の毛のコンディションや改善できる方法をしっかりと把握していない方が大半を占めていますので、現状を伝えるカウンセリングや改善に向けての施術を施すことによって、扱いやすく良い状態に変わったと喜ばれています。
今までのカットに満足していない方や、これからの扱いを楽にしたい方等々、ご自身の髪の毛に悩みを抱えているお客様は、カットの難しい話は殆どお客様に細かく説明していませんが、扱いやすくまとまりの良い髪になる施術を一度受けてみてはいかがでしょうか?
カットだけで本気でくせ毛をなんとかしていこうという想いを詰め込んだこちらのブログも参考にしてみてください。

話題のアウトバストリートメントはクリック↑

簡単登録♪「髪質改善カラー」クーポンあり☆お得な年間フリーパスポートあり♪ポイントがたまる美髪屋ネット予約はこちら↓
リクルートポイントがザクザク貯まる♪ホットペッパービューティーはこちら↓

コメントを残す