札幌市中央区、大通りの美容室【美髪屋】です。
くせ毛の方の悩みを一人でも多く解決に導いていきたい。
そんな想いを持ち、日々技術や知識の修得に励んでいますが未だ100%解決できる方法は残念ながら見つかっていません。
しかし、何もしないよりもなにかをしたほうが確実にくせ毛は扱いやすくなります。
問題は何をするのかという所です。
今回は髪の毛を伸していくという選択したときのくせ毛の問題点や良い部分を考えていきます。
短くする事よりも扱いが楽になると一般的にはいわれるミディアムやロングなどはどのぐらい楽なのか、そしてデメリットは何なのかをお伝えしていきます。
目次
くせ毛を伸していくと決めたら考える事
くせ毛の方は短く切ってくせ毛を活かしていくパターンと長さをある程度キープして伸していくパターンの二種類があります。
特にショートなどの短いスタイルの場合はカット周期が短くなったりスタイリングしなくてはならなかったりとセットが楽チンになると同時にデメリットももちろん存在します。
僕もサロンワークではショートをオススメする事が多いですが、今まで一度もショートにしたことがない方や自分には似合わないと感じる方、デメリット部分が嫌な方は短くしない選択をされています。
しかし短くしないで長さをキープしたり更に長さを伸ばそうと考えたとき一体どのように考えていけばいいのか。
何もしないと長さは伸びますが扱いが大変になったりする事もあります。
ここでは長さをキレイに、そして扱いやすく伸ばしていく為にどうすればいいかを考えていきましょう。
長期的なプランを考える
髪の毛が伸びるスピードは早いようで遅いようで、一般的に一日に平均0.4ミリ伸びると言われています。
3日程で1ミリ、一ヶ月で1センチ伸びるといわれる理由がこれです。
仮に全く切らなかったとして一年で12センチ程。しかし切れ毛などを考慮しない場合なので実際は10センチ伸びるか伸びないかだとは思います。
特にくせ毛の場合、うねりがプラスされるためストレートの髪の毛に比べて同じ長さでも短く感じてしまうという現象が起こるため更に期間が必要になってきます。
目安ですがアゴ程度の長さから肩に付くまでに3~4ヶ月、更にそこからハネない程度の長さになるまでに3~4ヶ月掛かります。
ショートボブなどの短いスタイルから、下ろして鎖骨程度の長さになるまでに早くても半年、クセの強さによっては10ヶ月から1年もの期間を伸ばさなければいけません。
すぐに長さを感じる長さまでになりづらい事が多いですが、その間全く切らなくてもいいわけではなく、適度にカットする事が早くキレイに扱いやすく伸ばしていく為に必要になってきます。
縮毛矯正をするかしないか
くせ毛の方がショートやミディアムから伸ばそうとすると必ずといっていいほど直面する悩み、それがくせによる広がりや膨らみです。
なにもしていないとくせが出てきて扱いが大変になってしまう。ただすきすぎるとかえってボリュームが出てしまう場合があるためあまり減らしすぎれない。
なんて思っている方が考えてしまうのが縮毛矯正掛けるということ。
縮毛矯正をかけた場合、くせが一旦なくなり更に見た目のボリュームが一気になくせ毛量の調整もしやすい。といったメリットがあります。
単純にくせが嫌だという場合は縮毛矯正掛けたほうがいい事ももちろんありますし、なによりも一気に長さが伸びた気がすることもあります。
ただ縮毛矯正には当然デメリットもあり薬剤での処理になるためダメージが出ること、根元からくせが伸びてきたら気になってしまい掛け続けていかなくてはいけないこと、パーマやブリーチなどとの相性が良くないことが挙げられます。
しかし縮毛矯正をするメリットが良いと思える方は掛けてみてもいいですし、逆にデメリットの部分が嫌だという方はやめたほうがいいのかもしれません。
どちらにしても、今後どう伸ばしていくかや伸ばしたあとにどうしたいかなどもポイントになってきますのでしっかりと長期のプランを考えていかなくてはなりません。
メリットやデメリットの事
くせ毛を伸ばす事自体ののメリットやデメリット一体何なのか、楽になることや大変な事をお客様実体験や美容師目線でのアドバイスを考えていきます。
くせ毛を伸ばすメリット
伸ばす事のメリットの一番はなんといっても長ければ長い程くせが出にくなる点です。
髪の毛は長くなるにつれて下に引っ張る力が増していきます。
重力の関係で下に下にと引っ張られる事で根元からのクセは目立たなくなってきます。
しかしある程度の長さになるまでの期間は長く、くせの強さにもよりますが数ヶ月という期間が必要になってきます。
しかし長さがある事で縮毛矯正の持ちも良くなり、縮毛矯正しない場合でもある程度まとめやすくなってきます。
縛れる長さになった場合は単純に縛ったりアレンジなどのバリエーションも増えてくるので様々なヘアスタイルチャレンジすることもできるようになってきます。
短いときではできなかった根元からの毛量調整可能な場合が多く、多毛で膨らんでしまうという方でもミディアム程度の長さになってくる頃には厚みの調節によって抑えやすくもなります。
伸ばす事によって出てくるメリットが多いのももちろんですが、長さが伸びるまでの大変な部分もある事を忘れてはいけません。
次はそんなデメリットのお話です。
くせ毛を伸ばすデメリット
現在の長さよりも伸ばそうと思った場合、どんなデメリットがあるのでしょうか。
まずひとつめは、長さが伸びた感じがしにくいというのがくせ毛の特徴です。
そして伸びていく過程ではあまり毛量を減らしすぎれないという問題もあり、伸ばしている途中ではドライヤーの時間が増え、それによるダメージも多く出やすい為普段のヘアケアも併せてしっかりと行わないと髪の毛のパサつきが増えてしまいます。
パサつきが増えることで毛先までまとまらなかったり膨らみやすくなるなどの不具合も出てきますのでトリートメントはしっかりと頑張っていかなくてはいけないことと思います。
短いうちからトリートメントを頑張って習慣づけていくことがポイントかもしれません。
まとめ
くせ毛の方が髪の毛を伸ばす事は意外と大変な事が多く、伸ばす過程をどう乗り切るかがポイントになります。
適切にカットをすることでキレイに扱いやすく髪の毛を伸ばしていくことができます。
今後伸ばしていこうと考えている方は是非参考にしてみてください。

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