札幌市中央区の美容室、「美髪屋」です。
今回はメンズのパーマについてピックアップしたお話をさせていただきます。
直毛が悩みでスタイリングがしにくい悩みや、短くしても長くしてもツンツンで大人っぽさやセクシーさが出ないとお悩みの直毛メンズのためのレスキューブログです。
メンズのパーマは一般的に持ちが悪いとか強くかかりすぎてしまったなどでなかなか良い思い出がない方や、職場や学校などでパーマがNGだと思い込んでいる方も未だ多いのが現状です。
しかしメンズのパーマの本当の目的は見た目を変えることはもちろんですが、何よりもスタイリングが楽になる土台になるということが一番のメリットです。
そのパーマの魅力を知らない方が多すぎることは本当にもったいない気がしてなりません。
是非今回はそんなメンズのパーマの魅力に迫っていきます。
これを読めば周りからいいねと言われるへスタイルに変身できるかもしれません♪
目次
メンズのパーマはピンパーマで決まり!
まずパーマの巻き方ですが、ロッドと言われる棒状の道具で巻き込んで形を作る方法と、ピンで巻いていく方法など様々です。

巻き方によって完成の形が変わってきたり、パーマのもちが変わってきます。どの巻き方もヘアデザインを作る上で必要になってくることですが、なぜピンパーマをピンポイントで推していくのか。
そして僕がメンズのパーマをかける場合は9割のお客様がピンパーマで巻き、次回かけるときもまたお客様がピンパーマでかけようと思っていただけるか。
その秘密を特別に公開していきます。
読み進めるうちにもうピンパーマ以外考えられない!と思うかもしれません。
しかしロッドのパーマを全く否定するつもりもありません、女性のパーマでは基本的にロッドを使用していきますので。
しかし女性と男性の長さの違いや、スタイリングの仕方の違い、さらにカットの周期の差など、あまりにも違いすぎるスタイルを作るのに同じ技術で対応できるわけがないというのが僕の持論です。
特にメンズのヘアスタイルは女性に比べても短く、骨格がダイレクトに仕上がりに影響を及ぼしやすいので細かく補正をしやすいピンパーマを選択しています。
なぜロッドで巻かないのか
ロッドパーマとピンパーマの仕上がりの違いから僕はショート、特にメンズパーマではピンで形を作ることが多いですが、この二つの仕上がりについて触れていこうと思います。
例えばロッドでパーマを巻いた場合、髪の毛の状態はというとロッドに髪の毛が巻きついている状態になります。

この状態でかかるパーマは均一な形状で、かつしっかりと掛かります、しっかりとしたリッジ(カール感)を出そうとしたり、ミディアムからロングにかけての長さがある髪の毛であれば作業効率や仕上がりのウェーブ感を出していきたいのでロッドを使用してのパーマをかけることが多いです。
特に髪の毛が細かったりパーマのかかりが悪い場合の髪の毛の場合はピーンと張った状態(テンションをかける)で巻いていくことが必要なため、ロッドを使います。
しかしショートの時に僕がほとんど使わないのには理由があります。
それは頭の丸みに対してロッドの形状はまっすぐだからです。

頭の丸みに沿わない状態でカールが形成されてしまうので仕上がった状態が骨格を無視してしまいます。
そしてロッド一本に対して巻いた髪の毛の形状をパーツごとで考えても頭皮に近い真ん中は根元から近いところからカールが形成されるのに対し、中心から離れていくごとに根元のパーマのスタート位置はどんどん広がっていきます。
これでは一本単位で見た時に真ん中と両端のパーマのかかる位置がずれてしまいます。

これがミディアムやロングの場合は正直あまり影響しないんですが前髪など短い長さの髪の毛を巻く時にはこの頭の丸みとロッドのまっすぐ具合の誤差がもろに出てしまいます。
施術直後から根元のかかる位置が変わり、次のカットのタイミングで毛先を切り落としたときにパーマの残り具合にも影響してきて結果的にパーマがまるでなくなっていしまったような状態になってしまいます。
例えば、ミディアムのスタイルのパーマを考えた時、左右が1センチ長さが違っても見た目はほとんど変わりません。
しかしショートカットともなると1センチの誤差も目立つようになってきます。この部分の問題も僕がピンパーマをオススメしているポイントになります。
ピンで巻くことによってお客様一人一人の頭の丸みを考慮して対応できるスタイルが作れるのが魅力です。
スタイリングが楽になる秘密
ピンパーマでパーマをかけるメリットが、スタイリングがとにかく楽になることです。
1センチ程の範囲の中でそれぞれのカールを独立させてパーマをかけ、スタイリングをしたときと同じような形を作っていくことができるので、パーマをかけたあともスタイリング剤をつけるだけで簡単にスタイリングをすることが出来ます。

更には、骨格の補正もしつつパーマを形成出来ますので頭の形が悪いとお感じている方や、絶壁などで後頭部やつむじが潰れやすい方もロッドよりもピンパーマの方がピンポイントでの補正が可能性になっています。
特にメンズはスタイリングの仕方が難しく、ワックスなどを付けても上手くいかないという理由からセットをしない方も多いので、スタイリングが楽になる事はかなりのメリットです!
伸びても扱いやすいピンパーマ
ピンパーマの特徴として、伸びてきてからの扱いやすさが挙げられます。
ロッドのパーマは毛先にパーマが残りやすく中間や根元のパーマが取れやすいという特徴があるのに対し、ピンパーマは根元から毛先までが均一なカール形成していきます。

ここがポイントです。
どういう事かというと、ロッドで巻いたパーマは伸びてきてカットをしようとすると一番パーマが残っているところをカットしなくてはなりません。そうするとカットしてしまうとパーマが一気になくなってしまうという状態になってしまいます。

それに比べてピンパーマの場合は毛先を切り落としても中間から毛先にかけてのパーマが少しだけ残っているので毛先カットしてもニュアンスのパーマが残ってくれるのでスタイリングがまだまだ楽な状態が維持できます。
ピンパーマであれば、一ヶ月から一ヶ月半程度経ってカットを一回して、次のカットのタイミング、前回のパーマから三ヶ月程度でかけ直せばまたスタイリングしやすい状態をキープすることが出来ます。
このサイクルの良さも僕がメンズにピンパーマを勧める理由になっています。
お客様の骨格に似合わせやすい
髪の毛を1センチ程度の毛束で巻いていくピンパーマの最大の特徴は、頭の形を考慮して仕上がりの形をコントロールすることができる、つまり骨格補正が簡単にできてしまうところです。
人間の頭は左右非対称です。そしてきれいな球体ではなく誰もがいびつな形をしています。更にはつむじ毛流れが人それぞれありその組み合わせによって無限に形変わっています。
ハチが張っていてボリュームが出やすいとか、後頭部やトップが潰れやすいとか、色々な不具合が起こるのもこの毛流れと骨格の組み合わせが原因となっています。
ピンパーマはこの骨格や毛流れにピンポイントで巻いていくので、ボリューム出やすいところは根元のボリュームが出にくいように巻いたり潰れてしまいやすいところは毛流れに逆らって巻いて起き上がらせたりと、骨格の補正をブロックごとに考えることが出来ます。
これはロッドパーマでは出来ない補正のしかたになるので、特に頭の形が仕上がりのシルエットにダイレクトに影響しやすい短いスタイルにこそ特化したパーマだと思います。
頭の形が人それぞれだからこそ、骨格補正という意味合いでもピンパーマはオススメと言えると思います。
コラム:メンズにオススメのスタイリング剤はこれだ!
たくさんあるスタイリング剤、正直何を使っていいかなんてわからないという方に朗報です。
美容師の僕が様々な商品を使い倒した結果、最終的にこれだけあれば大体の髪型にできるというところまできてしまったスタイリング剤をご紹介します。
基本的にワックス2種類、ムース、ヘアオイル、この4つでメンズの髪型は作れます。
実際にどう使うかなどのアドバイスもしていますので参考にしてみてください。
ウェーボ デザインキューブ ホールドワックス
王道のワックス。これ一個で7割程度の髪型が作れてしまう万能なスタイリング剤です。
とりあえず一個は持っていたい商品です。
![]() |
新品価格 |
ウェーボ デザインキューブ ホールドワックス 詰替え用
何個も買うのはめんどくさいという方は詰め替え用を買った方が早いし安いです。
キャップ式なので容器もいらないという方はこちらがオススメ。
![]() |
ウェーボ デザインキューブ ホールドワックス 200 詰替え用 新品価格 |
ウェーボ デザインキューブ ドライワックス
その名の通りドライなワックス。無造作なヘアスタイルや、やりすぎてない感を出したい場合はコレ。
セット力が強いので髪の毛が細いと悩んでいる方にも使いやすいワックスです。
![]() |
新品価格 |
ウェーボ デザインキューブ ドライワックス 詰替え用
何個も買うのはめんどくさいという方は詰め替え用を買った方が早いし安いです。
キャップ式なので容器もいらないという方はこちらがオススメ。
![]() |
新品価格 |
ウェーボデザインポットカールメイクフォーム 200g
パーマスタイルにはコレ。もはや万能。とにかくつけるだけです。
![]() |
新品価格 |
ナプラ ビジュロワ クオリティー リッチオイル 125ml
オイル?と思われるとおもいますがオイルも実はメンズスタイルに使えるんです。
僕自身も使っていますが、髪の毛の収まりが最高によくなります。
![]() |
新品価格 |
では実際にこれらのスタイリング剤をどう使うかというお話をしていきます。
まず単品で使う場合は、ワックスであればショートスタイルに、ムースはパーマスタイルに、オイルはボリュームが出たりするのを抑えたりというように使い分けていきます。
しかし、混ぜて使ってはいけないとうことは全くないので僕は混ぜて使います。
例えばそこまでセット力が必要ではないスタイルの場合は、緑か灰色のワックスにムースを混ぜたりオイルを混ぜることでセット力のコントロールができます。
オイルやムースの役割は、強すぎてしまうメンズ用のワックスのパワーをコントロールするために必要になってきます。
たった4つあれば、そのスタイルによってスタイリング剤を使い分けることができるんです。
混ぜ合わせる割合によってパワーや質感が変わりますが、半々で混ぜると一気にセット力が落ちますのでワックス2:オイルやムース1の割合でまずは試してみるといいかもしれません。
今まで混ぜて使ったことがないという方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
いかがでしょうか?
ピンパーマ愛を余すところなくお伝えしてみましたが、僕はロッドパーマも好きです。
しかし、ショートカットにはショートカットの、ロングにはロングに合ったパーマの巻き方があると思います。
デザイン性、再現性、そして持ちを考えた時に僕はピンパーマやロッドパーマ使い分けているだけです。
美容師の手間ではなく、お客様がやりやすい髪型作る事が美容師として大切なのではとか考えてメンズパーマに取り組んでいます。
今までパーマでいい経験がない方や、生まれて初めてパーマをかけようと思っているメンズは是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか!
本当にオススメです。ピンパーマ。
こちらでもメンズのパーマについてのコラムを書いていますのでご覧になってください↓
パーマが失敗した!メンズパーマの失敗を回避できるたった一つの方法

パーマが初めてのメンズはホットペッパーでお得なクーポンを使って大変身☆
簡単登録♪「髪質改善カラー」クーポンあり☆お得な年間フリーパスポートあり♪ポイントがたまる美髪屋ネット予約はこちら↓
リクルートポイントがザクザク貯まる♪ホットペッパービューティーはこちら↓

コメントを残す